サッカーのイングランド・プレミアリーグ。
まさかまさかの、レスター・シティが優勝しそうですよ。
そしてなんと、その中心選手の一人に岡崎慎司。
プレミアを獲った日本人は香川もそうだけど、貢献度は段違いじゃないでしょうか。
ドイツワールドカップ(今年で10年…)のあたりから本格的にサッカーを見だした僕からすると、日本人がプレミアの優勝クラブに在籍して普通に試合に出てたり、インテルやシャルケといったCLに出るようなトップチームで不動のレギュラーだったり、ミランの10番が日本人だったり…もう10年前には想像もつかなかった。ミランの10番だぞ。セードルフやルイ・コスタやぞ!?
話をプレミアに戻しましょう。チェルシーを応援している個人としては、レスターには苦い思いをさせられました。
結果的にレスターに敗れた後モウリーニョが契約解除(実質の解任)となったみたいですし…。おまけに監督がラニエリ(モウリーニョ第1期政権の前のチェルシーの監督)ときやがる。そしてセンターバックにロベルト・フート(元チェルシー)さんじゃないですか。
エヴァートンで不動の地位を築きつつあるロメル・ルカク(こちらも元チェルシー)といい、石油で大補強したクラブは有望な若い選手を繋ぎ止められない(=メンバーが豪華になりがちなので、若手を我慢して起用し続けられない)という問題になりがち…なのか?
最終節でもう一度対戦することになるので、リターンマッチといきたいところです。モウリーニョ解任時は降格圏でしたが、ヒディンクが建て直したおかげでとりあえず最悪の事態は考えなくても良くなりました。優勝チームが次のシーズンで降格するってJリーグでもねぇぞオイ。
ただ、ヴァーディ、マフレズ、カンテなどのビッグクラブが札束を投げつけてきそうな注目株がいながらも、レスターという国際タイトルのない小さなクラブがここまで躍進するというのは驚きです。他のリーグではだいたいあそことかあそことかあそこが毎年のように優勝してるのに。これもサッカーの魅力なのかもしれません。
レスターの優勝に向けてのライバルは2位のトッテナムに絞られています。レスターorトッテナムのどちらが優勝した場合もスゴイことで、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル以外のチームの優勝って1994-95シーズンにまで遡るらしいんですね(ちなみにその時はアラン・シアラー擁するブラックバーン・ローヴァーズが優勝)。プレミアリーグの歴史にとっても大きなものになりそうですね。
以上、元オリックスのジョン・レスター投手についての話題でした。