ラララ俺達とこのファミレスでいつまでも
なんと、行ってきました。
これでさいごだよっ!ワグナリア~初夏の大大大大感謝祭~ http://www.wagnaria.com/special/event.html
イベント自体はすごく素晴らしいものでしたし、多くの人に愛された作品なんだなぁと改めて感じました。あとはファンの方に若い人が多くてまぶしくてまぶしくて…
それと同時にこんな需要があるのではと思いました。
わーきんぐ現場、若い子が多いのでキャストの皆さんの自由すぎるネタの元ネタが伝わりきれてないのでは?と勝手に思ったので一部を説明するブログ記事を書きます
— 大大大大しゃおは感謝祭 (@kotobuki_hyt) May 18, 2016
現に福山潤さんのバルシャークポーズはけっこう反響があったので…。
たぶんじゅんじゅんがバルシャークのポーズしてたハズ pic.twitter.com/VMxeAMPpLI
— 大大大大しゃおは感謝祭 (@kotobuki_hyt) May 18, 2016
ということで、ダダすべり覚悟で書きます。
「ウィー!!!」
プロレスラー、スタン・ハンセンのお決まりのセリフ?です。リングインして名前がコールされるとハンセンもお客さんも「ウィー!」と雄叫びを上げるのが一応のお決まりです。入場時はブルロープをぶん回し、お客さんにあたってもまるで関係なし。
でも実は「ウィー!」と言ってないらしい。
なぜ「ウィー!」と叫ぶのかと質問された際、当時を回想して「私が新日本に上がっていた頃は猪木も坂口も同じ外国人のタイガー(ジェット・シン)も自分より年上で、全日本に来てからも馬場も年上だった。そんな彼らに「俺はお前らより若いんだ。ニュー・ジェネレーション・パワーを見せつけてやる!」という思いが強くそれで「ユース!」と叫んでいた」という[48]。それが日本人の耳には「ウィー!」と聞こえたというのが真相らしい(2006年『週刊プロレス』インタビューより)。
スタン・ハンセン - Wikipedia
そんなスタン・ハンセンですが、今となってはポピュラーなプロレス技であるラリアットを「ウエスタン・ラリアット」として必殺技に昇華させた存在でもあります。彼自身アメフトの経験があるので、いわゆる「腕を振って相手の首を刈る」というよりは「肩ごと相手にぶちかましに行く」のが特徴です。ちなみにハンセンのラリアットは左腕。
その後彼の母国アメリカにおいても、ラリアットは「クローズライン」という名前でポピュラーな技となりました。彼に倣ってラリアットを必殺技にしたプロレスラーもいます。ハンセンが今年アメリカ最大のプロレス団体(≒世界最大のプロレス団体)であるWWEの殿堂入りを果たしたことからも、母国でのハンセンへのリスペクトが伺えます。
今回の「ウィー!」大サービスはそんなスタン・ハンセンへのお祝いも兼ねていた…?
タイガースープレックス
白石涼子さん/日笠陽子さん/斎藤桃子さんの会話に別撮りの伊藤静さんの映像を無理やり掛けあわせるという暴挙に出たスタッフたち。この人達ニンジャスレイヤーほんやくチームの次くらいに頭おかしい…(褒め言葉)
そんな中で生まれた「林檎の皮むくときどうする?」→「うーん、タイガースープレックスかな」というひどいやり取り。実はこのタイガースープレックスというプロレス技、伊藤静さんと割と深い関係にあります(またプロレス)。
この、タイガースープレックスの使い手はタイガーマスクというプロレスラーなのですが、伊藤静さんは2代目タイガーマスクとして戦っていた三沢光晴の大ファンなんです。
そんな2代目タイガーマスクの必殺技「タイガースープレックス'84」が以下の動画です。
(オリジナルのタイガースープレックスは初代タイガーマスク(佐山聡)が使っていたのですが、動画が見つかりませんでした)
初代タイガーマスクの初試合をなんかで見たことがあるのですが、当時としては革新的すぎるくらいのダイナミックな試合だった気がする…。飛び技・投げ技すべてが美しく、特にスープレックスは投げ技ではなく抑え技/固め技では?と錯覚するくらい、美しいブリッジを描いて投げた後の相手をホールドしていました。
あ、念のために申し上げますとこれ(タイガースープレックス)で林檎の皮を剥くことはできません。割れます。むしろ脳天も割れます。
特撮ネタ周り
WORKING!!の男性声優さんはけっこう特撮好きなんだと思いました。
神谷さん「日野くんが大切断する」
仮面ライダーアマゾンの必殺技ですね。
マイルドにするとこんな技ですが、「仮面ライダーアマゾン」の本編を見ると色んな物が飛び散っているので耐性のある方はどうぞ。(当時のちびっ子はトラウマにならんかったのだろうか)
小野D「大大大大ダイナマン」
「科学戦隊ダイナマン」のOPテーマですね。カラオケでよく歌います。なんとなく地声で歌えるし、歌詞も熱いので好みです。ちなみに本編を見たことはないんです…ごめんなさい。
科学戦隊ダイナマン OP 「科学戦隊ダイナマン」高音質 - YouTube
ヒーローのポーズ!
福山潤さんは先述したようにバルシャーク。これは「太陽戦隊サンバルカン」ですね。こちらのOPテーマも串田アキラさんが歌う熱い特撮ソングの代表格です。メッセージ性にあふれたリリックも注目です。
太陽戦隊サンバルカン OP 「太陽戦隊サンバルカン」高音質 - YouTube
ちなみに特撮ファンは3人集まるとサンバルカンのポーズを取ります。これは古事記にも書いてある。
神谷さんは仮面ライダー1号ですね。小野さんと日野さんは失念しました…。
結論
限りなく無秩序に近い自由さだったのではないでしょうか。最後のイベント、ということで少しはセンチメンタルになったりもしたのですが、イベント本番中は笑いっぱなしでそれどころではなかったです…。
いずれにしても、アニメ1期放映から6年も経ったのかと思うとびっくりです。そんなに昔か?と。それだけの長期間にわたって多くのファンが生まれた名作なんだと思います。ある意味「けいおん!」よりハマった作品かもしれません…。Web版WORKING!!の単行本やアニメも楽しみです!