声優はなんでバスケするの?調べてみました!

声優Jr.バスケ 3x3リーグ "SJ3" 公式戦を観戦してまいりました(10/6)。

fc.sj3league.com

なんで声優がバスケをする必要があるんですか?おかしいと思いませんか?

そんなツッコミが飛んできそうですが、今回の大会でめでたく第3回目の公式戦ということになります。半年に1回の公式戦+イベントで「声優バスケ」というイベントの認知度は確実に上がっているのではないかと思います。ちなみにこの大会は3x3、つまり3vs3でハーフコートを使ったバスケットボールの試合で、オリンピックの公式種目にもなっているんだそうです。

自身も第1回の大会から(よりによって台風の日に決行)観戦してきたのですが、当初は「バスケよく知らんけど女性声優と無料で会えるし会場近いし行ってみっか」くらいの軽い気持ちで足を運んで、それですごく楽しめたので、すっかりこの不思議な世界にハマってしまいました。

大会の中身を見てみると、各チーム(なんと8チームも参戦)ごとのイメージキャラクターのビジュアルが公開されたり、試合中にアニソンをBGMをかけて盛り上げてくれるDJがいたりと、スポーツ大会と声優イベントとアニクラがいい感じにブレンドされた、ホットな雰囲気であると思います。

肝心のバスケの試合も、第1回大会から比べると格段にレベルが上がったと思います。自分は素人というのもあるかもしれませんが、見ていても普通に面白かったり手に汗握る展開が増えてきているような気がします。今回はブザービーターで2ポイントシュート*1が決まり逆転勝利を収めるというドラマチックな試合を見ることができました。野球で言ったらサヨナラゲーム。会場の観客数も立ち見がかなりの人数出ておりびっくりしました。こちらも第1回大会と比べて、すごく多くなったなぁという印象です。

大会は過去2回いずれも決勝で涙をのんだチーム「Tweedia」が3度目の正直で悲願の優勝を成し遂げました。前回(第2回)大会にはあったMVP制度が消えてしまって少し残念ですが、遂に栄冠を手にしたTweediaメンバーを見て、第1回大会からの悔しい思いが報われたのだなぁと思うとしみじみとしますね。決勝戦も熱戦でしたし、優勝に値するチームであると思います。

イベントとして見てもかなり自由であると思いました。試合中は基本アニクラなので飛んだり跳ねたり声援を送ったりと自由、オルスタかと思えば座席もあるので座ってゆっくり見るというスタイルも可能です。更に選手が入退場する通路は選手(もちろん声優)たちと少しおしゃべりすることが可能です*2。今後もこの通路が生かされるように、参加者には節度ある接近が求められます。

この大会は個人的にも(先程通路で)福緒唯さんとおしゃべりできたり、観客参加型のフリースローチャレンジに参加できたり、イベント後に81プロデュースの社長とフリースローで遊んだりと謎めいた楽しみ方をできたのでとても良かったと思います。フリースローは近くで見るとゴールが遠く高く感じられてとても難しいです。このイベントに参加するとバスケをしてみたくなってきますね。

声優がバスケをする謎は解けませんでしたが(いかがでしたか?)、この楽しいイベントとコンテンツが今後も続くことを祈っています。

*1:普通のバスケの3ポイントのラインからシュートを決めると、3x3では2点入ります。普通のゴールでは1点になります

*2:自分の仲間内では通称「無銭がっつき通路」と呼ばれる