ドラフトのことなど

ちょっと仕事でストレスが続いてしまった関係?で、体調を崩してしまっていました。もともと台風を避けるために先日の三連休を地元で過ごしていたのですが、いざ戻ろうという日に具合が悪くなってしまい、なかなか快方に向かわずといった感じです。台風の方も遠くまで逃げてきたにもかかわらずエリアメールで叩き起こされ(昼寝ができない)、あまり意味がなかったのでは?という疑惑までありますね。

そんな中、プロ野球のドラフト会議がありました。星陵高校の奥川投手と並び称されドラフトの目玉となった大船渡高校・佐々木投手はマリーンズが見事にくじを引き当てました。ドラフト会議前に井口監督が1位指名を公言した時点で「まぁくじを外すのはしょうがない、問題は次」といったムードがTwitterのロッテファンたちにはありましたし、チームとしての実際の戦略もそこにあったのではと思われますが、5球団競合を引き当ててしまったので全員がひっくり返ったような驚きとなりました。

マリーンズの指名選手は↓をどうぞ。

www.marines.co.jp

ロッテが交渉権確定してから報道が減った」という悲しい話も聞かれますが、客引きのために1軍に出すことなくじっくりと育っていってほしいなと思います。岩下や種市といった若くて球の速い投手が近年台頭してきただけに期待したいですね。それにしても、佐々木投手の最大球速163 km/hというのは想像がつきません(常時出せる球速ではないとはいえ)。コーチはもちろん、チーム内の現役選手でもこれに近い球を投げられるのは外野手のマーティンくらいじゃないのだろうか。

また、佐々木投手以外にも捕手・外野手・遊撃手といった野手の選手層をカバーする指名ができたので、良いドラフトだったように思います。そんなに細かいところまではわかりませんが…。


ドラフトに関しては、実はもう1つ嬉しいことがありました。

日本ハム育成ドラフトで、新潟アルビレックスBCの選手(樋口選手・長谷川投手)が指名されたことです。

長谷川投手、樋口選手の寸評は↓をどうぞ。

www.fighters.co.jp

実は過去にTwitterをボーッと眺めていたら「多田野スカウトが新潟の試合を視察していた!」というツイートが有りまして、指名されるとしたら日本ハム、あるいは昨年アルビレックスの選手を指名したDeNA、またはオリックスあたりが指名するのでは?(もちろん三軍が存在して育成選手を多く指名する傾向にある巨人やソフトバンクもありうる)と見立てを立てておりましたが、それが見事に的中したことになります。

その際は長谷川投手の視察に来たと思っていたのですが(完成度においては独立リーグでピカイチとの評があったので)、指名順位は樋口選手のほうが上でちょっと驚きもありました。でもアルビレックスからNPBへ進む選手がまた出てきたのはとても嬉しいです。独立からのドラフト指名は高卒1~2年目といった若い選手が指名される傾向があることから、年齢的にはラストチャンスとの声がありましたし…(長谷川投手は24歳、樋口選手は25歳)。

スカウトが多田野数人さん(まだ確定じゃないけど)というのも面白いですね。アルビレックスと同じ独立リーグ石川ミリオンスターズに所属していたこともありますし、ファイターズと独立リーグのパイプは今後も確立されてくるものと思われます。現役時の活躍を知っている選手が引退して、若き才能を発掘するスカウトになっているような時代になっているのだなぁとも感じます。

まだ新潟で仕事をしているときはちょくちょく球場に足を運んでアルビレックスの試合を見ていたけれども、最近は全然見れてないですね。試合のある日に新潟に帰ってみようか。