文具に関するこだわり

多分社会人なら仕事で使うノート(ノートPCじゃなくて紙のやつ)を持っていることだと思う。自分もまた例外でなく、ペーペーの新入社員の頃からずーっと使っている。ペーパーレスの時代になりつつあると言っても、普段の記録やちょっとしたメモをとっておくのに紙やペンというものはまだまだ便利だ。

自分は仕事で使うノートに、それなりにこだわりを持っている。

  • 方眼罫ノートであること
  • ページ上部に日付を書けること
  • 綴じノートであること

方眼罫*1を選ぶ理由は、図表が書きやすいことだ。自分の仕事では、例えばテストの実行ケースについて表形式で整理して考えたり、分析したプログラムを簡単なフローチャート図に落とし込んだりといったことがよく発生する。こういった際に、縦線を罫線に沿ってスムーズに書くことができる。自分は横罫線しかないノートで縦線をフリーハンドで書くとすぐに曲がってしまうので(不器用)、これは非常に助かっている。

ページ上部に日付が書けるというのは、ノートの各ページに余白があって、「Date  ・ ・ 」と日付を書くための欄が設けられていることを指す。個人的には「いつの記録か」というのを明確にしておきたいので、このようなノートを優先的に買うようにしている。綴じノートを好むのは、ページ端を書くときにリングノートのリングに手が当たるのが嫌という変な理由からだ。ページを開きっぱなしにできないという欠点があるが、個人的にはあまり気にはなっていない(使っているうちに開けるようになるし)。

「この3つの条件くらいなら、当てはまっているノートはたくさんあるんじゃない?」と思いきや、実態はそうでもないように感じる。個人的に文具店や雑貨店に行くのは大好きだが、なかなかお眼鏡にかなうものが売られていないのだ。

自分の知る範囲で3条件すべてを満たすのは、Campusの黒いノートしかない(値段もリーズナブル)。過去の仕事ノートは黒いCampusノートが4冊くらい溜まっている。

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ところが、先日渋谷のLoftに足を運んだところ、ソフトリングの方眼ノートが良さそうだったので買ってみた。リングの材質が柔らかいので、手に当たってもそれほど気にならない。値段こそ高いが、普段購入しているCampusと比べるとページ数が倍近く*2あってコスパもそれほど違いはないだろう。

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まだ古いノートを使い切れていないのだが、このノートも「綴じノート」以外の条件は完全に満たしているので、今後の購入品が変わることになるかもしれない。

それにしても、横罫線ノートのデザイン(表紙のことね)は豊富なのに対し、方眼罫はバリエーションに乏しいのが残念だ。デスクの引き出しに全部同じ見た目のノートが複数あると、果たしてどれが一番新しいかわからない。また、Campusにしてもソフトリングにしても見た目が黒いので、白いペンでもない限りノートの前面に情報を書き込めないのも玉に瑕だ。いっそテプラがあると楽なのだろうか?

何気ない文具の話でもこれだけ語れてしまった。きっと皆様もユニークなこだわりをお持ちでは?

*1:ちなみに自分が買っているのは5mmの方眼

*2:いつも買っているCampusは80ページ、買ったのは140ページ