Ahoy!! 宝鐘マリンってなんだ!?(そう言われても...)

ここ最近、Twitterで奇妙な事態がありました。

なんとトレンドワードに「ギャバ*1」、「レッツゴー陰陽師*2」いった、インターネットの古典用語が登場したのです。当時を知る人達が話題に取り上げて「何事だ!?」と少し騒ぎになっているようでした。

そのいずれにも関わっているとされるのが、バーチャルYouTuberの海賊コスプレ女こと「宝鐘マリン」です。

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どういう経緯でこれらのワードがトレンドに浮上してしまったかについては端折りますが、こんな自分も彼女の魅力にハマってしまっています。初配信も拝見しましたし、先日の3Dお披露目配信も、なんだったらいくらかSuper Chat*3もいくらかやったことがあるくらいです。この記事ではそんなマリン船長のことについて書いていこうと思います。

マリン船長の存在を認知したきっかけは、もともと応援していた犬山たまきくん*4Twitterで絡んでいたのが始まりです。たまきくんとはデビュー前から大変仲が良かったみたいで、特定のネットスラングを使って交流していました*5

そこで興味を持って彼女の初配信を見たところ、なんとルイズコピペを朗読しているではありませんか。

dic.pixiv.net

このインターネットスラングを知っているということは、おそらく自分と同じインターネット遍歴を過ごしたに違いない。そう気づいた自分は、彼女のチャンネルに登録をし、配信を追いかけるようになっていました。

彼女の魅力は、なんといっても00年代のインターネット文化に対する造詣の深さ。平成初頭に生まれインターネットにどっぷりと浸かったオタクは、彼女の操る言葉やネタに耳を傾けざるを得ないでしょう。当記事冒頭に書いたギャバソや陰陽師も、近年のネットからは「忘れ去られた」存在の1つとなりそうだったものですが、彼女の影響で再びスポットライトが当たり、とても懐かしい気分となりました。ある意味で自分の、そして自分と似た境遇のオタクにとっては青春そのものだったかもしれません。彼女がその青春1ページをを鮮やかに色付けして、記憶の奥から引き出してくれたような気がしました。

それでいて、本人はあくまで「船長は17歳です」と主張します。これもアニメやゲームなどによくある「自分は若い!と思って空回りしたりドジを踏んだりする、愛すべきお姉さんキャラ」の流れを汲んでいると個人的に解釈しています。もちろん、こんなキャラクターは大好きです。もはや視聴者の年齢ネタのイジりさえ、船長の計算のうちにあるような予感*6すらします。

https://www.youtube.com/watch?v=u2doQirawxgwww.youtube.com

船長の配信を見ると、おしゃべり好きで楽しいことを考えるのに全力で取り組む人柄が見えてきます*7。3Dモデルができましたし、事務所(マリン船長はバーチャルYouTuberの事務所「ホロライブ」に所属しています。他にも魅力的なライバーがたくさんいます)に後輩もできましたし、これから様々なステージ、もとい大海原を旅することでしょう。

船長がどんな景色を、どんな財宝を見せてくれるのか、1ファンとしてこれからも注視していきたいと思います。

現在、アトレ秋葉原がホロライブとコラボしており、船長のお姿やグッズ購入などができます。仕事先からは割と秋葉原に寄りやすいので、もう一度くらい足を運びたいものです。

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いまバーチャルYouTuberってアツいですね。自分のTwitterのフォロワーにも配信を追いかけたりする人がかなり多くなってきました。技術的にもビジネス的にも発展の余地がある分野だと思います。

*1:宇宙刑事ギャバソ(2001年) https://www.youtube.com/watch?v=R8gFJe2QhXU

*2:レッツゴー陰陽師(2007年) https://www.nicovideo.jp/watch/sm9

*3:一言でいうと投げ銭システム

*4:今でももちろん推しです。ファーストにしてベストです。

*5:このときの某語録については、後から運営に怒られたそうですが

*6:節度を守って、末永くイジっていきたいです

*7:あと絵もめっちゃうまいですし、歌も声量が豊か!