スーパーマン・メソッド

あー、早く帰れる水曜しかブログ書けねぇ。

相変わらず仕事仕事で、平日はあまり時間的な余裕がありません。21時くらいまで仕事して道中で飯食って、帰ったら22時~23時なんで、家では風呂入って寝るだけの生活(7時間は睡眠時間を確保したいのだ)。自分の勉強も、ブログも止まっちゃってます。

こないだ、現場近くまで自社の人が来たので話をしました(僕の様子見らしい)。
まぁ大変なのはわかるけど、君の勤務時間じゃクレーム入れようがない、とかなんとか。個人的には「もっと頑張ったほうがいいのかな」って感じではあるんだけどね。
ただ、胃が痛すぎたり身体が重かったりで朝起きれないって日が何日かあったのは事実。身体の何処かでは「きつい、限界だ」って思ってるんだろうな。
ちなみに、「むかし胃を痛めて胃カメラ飲んだことあるんですよー」と何の気なしに伝えたら、「それを理由に契約を切られることもあるから、特に上の人間には言うな」とのことでした。契約社員の辛いところである。たぶん転職の面談時に正直に言ったところで内定取れてないだろうな(おそらく他の会社でも胃同じ)。何かしらの病気になったら、その後の人生に「負け」の烙印が押されてしまうのか、と思った。

さっきの「帰ったら寝るだけで自分の勉強が出来ない」って話もしました。
そうしたら「君より勤務時間長いけど、資格を取りまくってる人もいる」だってさ。要するに「がんばれ、自分でなんとかしろ」ってことだと理解した。仕事自体には慣れつつあるし、まずは土日に時間を探してやってみることにするけど、スーパーマンみたいな人を基準に語られてもなぁ。

最近は書店とかへ行くと、いわゆる自己啓発っていうんですかね?「シリコンバレー式の●●」みたいな本をよく見かけます。さっきのスーパーマンみたいな人になりたがって、色んな人が買っているんだと思います。そりゃあもう、時給800円のアルバイトから年収1000万に届きそうなビジネスマンまで…
みんながみんな、シリコンバレーの凄腕で、おしゃれで、時にストイックなビジネスマンたちの真似をしようとする。タイムマネジメントや仕事の進め方をあやかろうとする。1億人全員がシリコンバレーのビジネスマン目指して努力しようと、とにかく頑張っている。「成長」という、こそばゆい言葉を目指している。

もとから頑張れない人間はどうなるんだろう。そして、全員がシリコンバレーのビジネスマンみたいになれるわけでもない。運悪く失敗してしまった人間はどうなるんだろう。
最近の世の中が、がんばれない(がんばらない)奴らと運悪く失敗した奴らをガン無視して、彼らの屍を踏み荒らしながら前に進んでいるような気がしてならない。「努力と成長の追求の停止、これすなわち死である」みたいな。
自分の息苦しさはここから来ているのかな?がんばれない自分がどんどん嫌になっていく感覚。とにかく苦しいし、相談しようにも言葉にするのが難しい。いや今ブログで言葉にしてるけど、うまく整理できていないしこれで100%の再現ができたかと言われると疑問が残る。

「成長」「キャリアアップ」、転職中もよくサイトで目にした言葉です。みんなありがたがってます。現代版の「南無阿弥陀仏」みたいなものなのかもしれません。唱えていれば幸福になる。極楽浄土じゃなくて現世での幸せを追求するから、宗教というかは世俗だし現代的だなァと思います。

はい、相変わらず良くまとまらない。
はやく春が来ないだろうか。暖かくなったらまたソープに行くんだ…。