自信のあるやつが嘘つきに見えてきた話

なんか疲労してしまうことが多くなりました。1ヶ月に1回は何かしらの風邪の症状が出ます。めっきり気温も冷えたことで身体の免疫がやられてしまっているのでしょうか。昔は風邪の症状というと、自分は喉や鼻水だったのですが、最近は咳き込むようになってしまいました。最寄りの病院に見てもらったところ「気管支炎」…。地下鉄通勤になったせいか、空気が悪いところを毎日通っているのがいけないのかもしれません。

もちろん、疲労の原因の一つとしてストレスも思い当たります。まぁ主原因は仕事でしょう。最近は自分の仕事の至らぬ点をボコボコに指摘されてばかりです。なぜ、もっとうまくできないのか。正直、ダメならとっととクビにして欲しいところです。ハードな仕事、難易度の高い仕事も山のように降ってきて、期待結果を出せなくて、できない自分に嫌気が差してきました(元から自分の仕事ぶりに満足したことはないですけど…)。

仕事が嫌で、できない自分が嫌で、朝起きるのが辛い日も増えてきています(たまに「体調不良」で遅刻です…それでもっと自己嫌悪が増すという)。

今の現場に入って1年半は経っているのですが、自分の仕事を労われたこととか、褒められたこと、そういえばあまり思い出せません(というか、自チームのマネッジャ=サンが「俺は人を褒めずに伸ばすタイプ」と豪語していましたね)。でも、こないだ自社の営業に聞いたところでは、自分を雇う上での単価は順調に上がってきているらしいです。少し嬉しい話でしたが、正直単価の上げ幅ほど給料が上がってないので、「きみはよく頑張っている」の一言を直接頂いたほうがありがたかったかもしれません。

基本的に、自分の成果に対する評価軸を自分の中に置くのが苦手な人間なんだと思います。要するに自分を褒めてあげられないというか…。一見するとストイックですね。ただし、自分の会社ではない現場に派遣で行って、自社の人間がいない、ある種完全アウェイで成果を出し続けるという今の働き方からすると、

この考えだとメンタルが持たないんじゃね?

という疑惑も生じます。特に現場入った当初は自分の人となりや仕事ぶりを知る人なんか皆無です。実績ゼロの自分を褒める人間なんか、いるはずがない。そういうとき、自分に「ようやったな」と言ってあげられるのは自分以外にいない。理屈ではわかってるんですが、自分で自分を褒めてもなんかすっきりしないんです。充実しない。もっとやるぞと意欲がわかないんです。こんな時、「自分の中以外」の評価軸を身近に作ってしまっているって意味で、彼氏彼女や友人がいる人が羨ましいです。

もっと褒められたいです。それこそ生きているだけでも褒められたいし、もっと必要とされたいです。これを承認欲求と呼ぶのでしょうけど、人間は承認欲求が形はどうあれ満たされないと病んでしまう生き物ではないのでしょうか。今は「自分の存在 レビュー数:0」なので、生きていてもいいんだか悪いんだか分かりません。

こんなぼんやりした悩みを考え出すと、そりゃ睡眠時間も取れなくなるよなぁ…(現にあまり良い睡眠が取れていない)。こんな感じでメンタルにぽっかり穴が開くと、個人的には風俗に行く機運が増してくるのですが、帰りの送迎車で押し寄せる空虚に心身が耐えられる気がしないので少し我慢します。上野駅で人身事故を起こす訳にはいきません。

でも、考え方は本当になんとかしたいくらい、苦しい。