ヨガってきたレポートです

なんとお友達の誘いでヨガに行ってみた。といっても、初体験したのは「ピラティス」というやつらしい。声優ユニットにありそうな名前だな。Wikipediaなんかを見てもヨガとは少し違うもののような、そんな感じの書かれ方をしていた。先週の整体といい、最近の自分はやたらと健康路線に走り出しているような気がしてならない。

ピラティス・メソッド - Wikipedia

どちらかというとエクササイズなんだろうか?とりあえず空中浮遊とか火を噴くとか、そのへんのステレオタイプとしてのヨガ(ステレオタイプには個人差があります)とは違うらしい。Webサイトを見ると「体感を鍛えるとかシェイプアップする」とか書かれていたが、少し激しめなんだろうか。

体を冷やしてはダメだと思い、結構な厚着をして臨んだ。下着はユニクロの長袖ヒートテック、多分ジーンズメイトで買った黒T、そしてその上に中邑真輔のTシャツを重ね着する。下は高尾山に行く際に購入したタイツにハーフパンツのジャージ。たぎる。ところがこれが結構仇になった。

どうもこのピラティスというものは、骨盤や呼吸を意識しつつ、体幹インナーマッスルといった箇所のエクササイズを通じて心身をより良い方向へ持っていくことが目的らしい(少なくとも、自分はそう理解した)。日常生活でそんなことは微塵も頭に置いたことがないし、該当の箇所を動かした覚えもない。ここ最近の頭の中にはパワプロでどういう選手を作成するだとか、面倒な開発チームからの問い合わせ事項をを如何にやり過ごすかといった雑多な内容しか入っておらず、間違いなく体幹は歪みインナーマッスルは埃を被っていたと思う。

呼吸を「いつ吸っていつ吐くか」を何度も忘れそうになりながら、足を上げたり下げたり、横にしてみたり、腹筋のような運動をしてみたりとマットに寝転がりながら動作を繰り返す。あらゆる場面で骨盤にも気を配らないといけないらしい。ゆったりとした、激しさとは無縁の動きに思えるが、じっとりと汗をかいてきた。体の内部から熱がじんわりと上がってくるような感覚だった。厚着はよくなかったかもしれない(結局終わったあとで下着ごと着替えた、背中全体に汗をかいていた)。なるほど「水とタオルが必要」とヨガ教室のWebサイトに書いてあった意味が理解できた。そして途中足をつったがごまかした。

その後「片足で立ちながらもう片足を前後に動かす」運動がまったくできなかったり(ダメだこりゃ)、ヨガの先生から「肩が上がりがちでアゴも上を向きがち」「力が入っている」とどこかで聞いたような言葉をかけられたりと、かなりハードだがいい汗のかき方をした。

帰ってから浴槽にバブを放り込み、温かい風呂(not風呂)に使って身体のケアをしたつもりだが、この記事を書いている今も筋肉痛(腹筋と右半身ほとんど全部)が治りません。翌日に来ただけマシかも知れません。高尾山でハイキングしたときより激しい筋肉痛だとは申し上げておきます。自分間違ったやり方してた?

でもいい経験だったと思いますし、こういう身体の整え方もいいなぁと思いました。あと多分エクササイズしたら痩せたと思います。