風俗に行くオタクが不真面目に考えた「結婚」という概念

なんか年末年始の飲み会で、主に会社の人から「君もそろそろ世帯を…」みたいな話をされます。

まったくもってピンときません。なぜでしょうか。
(まぁ相手がいないからでしょうけど)

なんとなく、今日のエントリは結婚に関する印象を書くこととしました。語っていい立場なのでしょうか僕は。「お前が結婚を語るのはキモいし反吐が出る」とか言われそうな気もします。Twitterで二児の父説を流されていることを考えるとちょうどいいかな。誰だよ流行らせたの出てこいや

両親からよく言われるのは「お前は家事が絶望的にできないから、家事をやってもらう嫁もらえや」という温かいお言葉です。これはちょっと賛同できません。誰だって自分の家事を押し付けられて縛り付けられたくはないでしょうし、「それ、嫁がやる必要ありますか?」と思います。そのうち家事代行サービスも広まってくるでしょうから、嫁でなきゃいけない理由が見つかりません。確かに家事は絶望的だけど。自炊と掃除ロクにしないし部屋は計画性のない散財物で散らかってるし。

面白いのが、普段酒を呑むようなオタクたちはそういった話を一切言わないことです。結婚や恋愛より楽しいことを明確に見つけ出しているからかな?と解釈はしています。もっと言うと「オタクは自分が他人と比べて違っているところを誇る動物」なので、どうしても「自分はどうするか」に傾きがちになり、結果他人のことを縛ってこない、ってのもあるかもしれませんね。それが心地良かったりするのですが。あるいは「こいつやべぇシャバで社会生活送れねえわ」と思われているか(有力)

結婚にしてもその前段階としての恋愛にしても、自分の根底には「こんな人間好かれるわけねえよなぁ」という諦めがあるので、多分今後も触れることもないまま死んでいくんだろうなと感じています。前提からして「無理だなコレ」と諦めてしまっているので、そういった話があったとしても「いや無関係だし」とプッツリ思考停止してしまっているのかなーって。田舎から出て転職して引っ越して、なまじ一人暮らしをエンジョイしつつあるので、逆に今では一人じゃない生活が考えられません。

少し前、具体的には学生時代には「モテてえなぁ」とやんわりと考えてはいたのですが、なにをやったらいいか全くわからず、そのうち辛くなってきたので「じゃあ好きなことだけやって、その結果同じコンテンツで楽しみあえるような人と仲良くなればいいや」とGoing My Wayな方向へ進もうと決意した経緯があります。その結果が野球、アニメ、漫画家の追っかけ、売り子の追っかけ、風俗なので、オチとしてはいわゆる「モテる」方向とは正反対に全速力で突っ走った形になりました。それでも今は割と楽しいので、自分に嘘ついて苦しむよりはいいのかな、なんて思ったりしています。声豚仲間とも漫画家のオタクの界隈でも自分だけ方向性が違って浮いてしまうという事態になりつつありますが…

そういえば去年の今頃、こんな記事を書いていました。

http://lastsoap.hatenablog.com/entry/20180109/1515505228

ハードな労働と自らの心身の不安定さからか、「苦難や幸福を分かち合ったりする身近な関係」を強く意識するようになりつつある

前の文で書いている内容と正反対になってしまうかもしれませんが、これは今でも変わらないです。だから恋愛とか結婚とかを考えるとするならば「大きすぎる苦難や不幸をともに耐え忍ぶため、半ば自分の生存のため」という理由に絞られてくるんだと思います。ただ、こんな事を言っている人が自分の周りにいたら「いや、お前の苦労をこっちにまで押し付けるんじゃないよ」と勝手な思いを抱くと思います。つくづく面倒な人間だと思います。

そういえばさっきの過去記事、別に相手の性別を限定していませんでしたね。これは半ば本気で、正直自分の苦難・不幸、更には喜びや幸福を分かち合ってくれる人で、自分が一緒にいたいな思える人ならば、別に性別は気にしなくてええか、と思っています。本気でそう思えるような人が周りにいないせいで、性別という条件が具体化されていないだけかもしれませんが…。ただ「自分が好きになった人がたまたま同性だったならば、それはそういうことなんだろうな」とすごく受動的な態度になっているのも事実です。「性別」より「好き」が先にくるイメージです。

以上が、風俗に行くオタクの結婚観です。全く参考にならなさそうです。こういう「論」じみた文章を書くのにメモ等で整理をしないで思うままに書いたので、まとまりがないですね。

特に批判とかは求めていないです。見たら凹むので。
賛同と無難な感想だけ書いてください(わがまま)。