結構前から職場で在宅勤務が始まっている。世間的にも結構早かったみたいで、特に会社内*1では自分が初めてだったそうで少しばかり騒ぎになった。
家で仕事をするというのは冷静に考えてみるといささか奇妙なものである。開始からある程度の期間が経ったので、在宅勤務で気づいたこと、もっとこうなったらいいなということを少しばかり書き留めていきたい。
なお全体的なパフォーマンスは自分の場合は落ちている。が、メンタル面ではある程度良くなっているように思う。
在宅勤務で良かったこと
- 通勤がない(超重要)
- 「朝がきつい…」とかの多くのストレスの原因は通勤であった。
- 今となっては始業ギリギリに活動しだす生活から抜け出せる気がしない。良くない。
- 仕事の合間などでベッドに横になれる
- やり方はどうあれ、仕事から一時的に離れられる場所は必要と思う。気持ちも良い。
- タバコを吸う人は喫煙室という場所があるが…(自分はトイレの個室)。
- 自社の仕事がしやすい
- 出勤先の仕事は比較的暇であったので、合間に自分のPCで自社の仕事をしていた。
- 出勤先PC&自分のPCと、計2台のパソコンが自宅にあるからこそ?
- 思えばこの時間を使ってコードでも書いていればよかったなと思った。
- 家事ができてしまう
- ゴミ出しや洗濯、洗い物を合間にやってしまっていた。
- 晴れた日の午前に洗濯物を干すのは良いリフレッシュになった。
在宅勤務で良くなかったこと
- 集中できない
- 腰が痛い
- 椅子とデスクで仕事をしているが、腰がどうも痛む(姿勢が悪い?)。
- 集中できないからスマホいじる=下を向く=首も痛む。整体行きたい。
- 自分のPCはローテーブルに置いているが、こちらも座椅子がほしい。
- 生活リズムを戻せない(一番不安)
- 先程書いたように、始業ギリギリに始動してダラダラ過ごす生活に。
- 一応目覚める時刻は変えていない。まぁ二度寝する日もあるが…
- はい、明日から出勤!となった場合に、元に戻れる気がしない。
- コミュニケーションに一工夫必要
- オフィスに出勤していたときは直接口頭で、あるいは内線電話で話せていた。
- 現状はどっちも使えないので、MicrosoftのTeamsを使っている。会議とかも。
- いつも冷たい上司の言葉がより冷たく感じる。表情がわからないのは怖い。
「在宅だとサボる!」という風潮に関しては「しゃーない」とは思うけど、自分のやるタスクが明確で優先順位や納期、出すべき成果がはっきりしているときは自分でも割と集中できていたので、みんなサボっちゃう職場は「仕事を適切に割り振る&成果を評価する」ができていないんだろうなと思う。管理職が悪い。
これからやりたいこと、こうなったらいいのにを思うこと
- とりあえず椅子のクッションを買う。できれば座椅子も!!
- 腰が楽になるやつ!
- 緊急事態宣言が緩和されたら、まず整体に行きたい
- もうちょっと集中したい
- 仕事も「暇なときにもうちょっと頑張ってればな」という状況になったりしている
- GW開けには昔失敗した仕事がまたやってきたりして、まぁまぁ憂鬱。
- 在宅勤務そのものは別に良い
- ただ通勤に戻るときは移行期間がほしい。週1回の通勤から始めるみたいな。
- 家でもやれるこというのは意外に多かったし、VPN回線もだいぶ改善された。
コロナウィルスの流行で色んなものが変わったが、在宅勤務で通勤が不要になったように「変わったあとの方が楽」という事例もいくらかあるだろう。流行が収束したとしても、かつての姿をそっくりそのまま元に戻すのではなく、楽なところは楽なまま維持してほしいよね~って話をTwitterのフォロワーとよくしている。
どうも昨今の社会というのはシビアで、経済活動が止まったことで脆いところからどんどん崩れてきているのが今の日本の現状のように思う。まずはこの苦難を生き延びねばならないけど、この騒動が日常の煩雑なところをあぶり出して、簡略化するきっかけとなればいいな。それで余ったリソースでパワーを付ければ、もっとこの国は良くなっていくと思う。朝の通勤で電車が止まることも少なくなるはずだ。
この記事を読んだ人で、在宅勤務をしている人がいたらぜひ感じたことを共有してほしい。
*1:自分の会社でなく他の会社に働きに行くような仕事をしている
*2:あさココにはまってしまった。
https://www.youtube.com/watch?v=ZjKLq_kneBo